マンション問題解決の手引き

弁護士がマンションで起こる様々な法律問題を解決します

近時,マンションでは様々なトラブルが発生し,弁護士が対応した方が良い事例も増えてきております。そこで,本サイトでは,弁護士への相談が特に多い管理費・修繕積立金の滞納問題を中心に,ペット問題,迷惑行為(悪臭,騒音…)問題など様々なテーマを取り上げていこうと思います。本サイトが,ご覧頂いている皆様が抱えている問題解決の一助になれば幸いです。

マンションにまつわる様々な法律問題のご相談も承っております。お気軽にご連絡下さい。弁護士加藤の無料相談サイト】はこちら

お問い合わせメール   電話:03-6661-0993

弁護士 加藤貴士



わかりやすい支払督促の申立(マンション管理費滞納) ②申し立てに必要なもの

 支払督促を申し立てるために、必要なものをあげてみます。

 例えば,債務者が東京23区内に住んでいる人1名で,マンション管理費・修繕積立金の滞納額が100万円以内であればどうでしょうか。 

 1 申立書 後でコメントします。

 2 印紙 請求する額が100万円以内であれば,の20分の1の印紙が必要です。※

 3 切手 120円と債務者1名につき1,080円の切手が必要です。

   債務者が1名であれば,1,200円です。

 4 葉書 とりあえず1枚

 5 封筒 A4を折らずに入れることができる封筒(角形2号)2枚

 6 申立書につけた「当事者目録」「請求の趣旨・原因」を3部

だいたい以上です。 

 支払督促のいいところは,「証拠を付ける必要がない」ということです。そろえるべき書類は決して多くありません(ただ,異議が出され通常訴訟に移行する可能性は十分にありますので,証拠は準備しておいた方が良いでしょう)。

 また,出頭の必要がありません。郵送でやり取りできます。これは助かります。ちなみに,債務者に送達できたかどうかで,切手や葉書の追加が必要になります。これについては,また別の機会に。「申立書」についても見てみたいのですが,少しスペースを割く必要がありそうなので,これまた別の機会に。 

 最後に,申立書の書式については,裁判所のホームページからダウンロードすることができます。

 http://www.courts.go.jp/saiban/syosiki_siharai_tokusoku/siharai_tokusoku/index.html

 

※ 収入印紙がいくらであるか,裁判所のホームページに一覧表がありますが,少し分かりにくいかもしれないですが,一応掲載します。(支払督促は第10項にあり,第1項の半額です)。

 http://www.courts.go.jp/vcms_lf/315003.pdf

 

マンションで起こる様々な問題のご相談も承っております。
お気軽にご連絡下さい。(営業・宣伝はお断りしております。)

【弁護士加藤の無料相談サイト】こちらをクリック

メール:こちらをクリック 電話:03-6661-0993

にほんブログ村 住まいブログ マンション管理へ
にほんブログ村
にほんブログ村 住まいブログ マンション管理・経営支援(業者)へ
にほんブログ村

マンション管理 ブログランキングへ