マンション問題解決の手引き

弁護士がマンションで起こる様々な法律問題を解決します

近時,マンションでは様々なトラブルが発生し,弁護士が対応した方が良い事例も増えてきております。そこで,本サイトでは,弁護士への相談が特に多い管理費・修繕積立金の滞納問題を中心に,ペット問題,迷惑行為(悪臭,騒音…)問題など様々なテーマを取り上げていこうと思います。本サイトが,ご覧頂いている皆様が抱えている問題解決の一助になれば幸いです。

マンションにまつわる様々な法律問題のご相談も承っております。お気軽にご連絡下さい。弁護士加藤の無料相談サイト】はこちら

お問い合わせメール   電話:03-6661-0993

弁護士 加藤貴士



管理組合運営

マンション標準管理規約改正案に関するパブリックコメント開始

国土交通省が,平成27年10月21日,最後に開かれた「マンションの新たな管理ルールに関する検討会」から約半年の時間を空け,「マンションの管理の適正に関する指針」及び「マンション標準管理規約」の改正(案)に関するパブリックコメント(意見公募…

マンション管理組合のコミュニティ活動に対する総務省の評価

総務省は,平成27年5月12日,各都道府県に対し,各地方公共団体において取り組むべき事項として,「管理組合が管理の一環として行うコミュニティ活動が,自治会・町内会等の地縁による団体(以下「地縁団体」という。)が行う地域的な共同活動と同様に…

マンション内における防犯カメラの設置・運用の方法(総会決議の種類など)

最近のマンションでは,防犯カメラが新築段階から設置・導入されていることが多いように思えます。 では,新築段階で防犯カメラが設置されておらず,これから設置しようとする場合,管理組合としては,どうすれば良いのでしょうか。 まず,防犯カメラの設置…

マンションの新たな管理ルールに関する検討会②~管理費等の滞納に対する措置について

国土交通省が,平成27年2月26日に引き続き平成27年3月27日に,マンションの新たな管理ルールに関する検討会(第11回)を開催しました。今回配付された資料(「マンションの新たな管理ルールに関する検討会 報告書(案)平成27年3月」)には,…

マンションの新たな管理ルールに関する検討会~管理費等の滞納に対する措置について

国土交通省が,平成27年2月26日,マンションの新たな管理ルールに関する検討会(第10回)を開催しました。前回である第9回検討会の開催が平成24年8月29日であったことから約2年半ぶりの開催となりました。 検討会では主な14項目の論点につい…

理事長の利益相反取引は,違法?

理事長がおこなう利益相反取引は,違法なのでしょうか。 具体例を挙げます。 例えば,マンションの駐輪場を改造する工事を行うときに, 理事長が代表取締役に就任している会社に工事の発注をする場合。 理事長の善管注意義務に違反して,違法になるのでしょ…

判断能力の低下と議決権行使

突然ですが,「成年後見制度」という制度をご存知でしょうか。 成年後見制度とは,成年後見人等による適正な財産管理を通じて,例えば,認知症などで判断能力が低下した方々(の財産など)を保護しよう,という制度です。成年後見人に管理してもらう側の方に…

共有の場合の議決権行使 相続問題と建て替え問題

区分所有権が共有状態にある場合の議決権行使に関する話題です。 そもそも,どのような場合に区分所有権が共有状態となるかですが,例えば,夫婦でマンションを購入し,夫婦共有名義とする場合や,死亡した単独の区分所有者の相続人が複数いる場合が挙げられ…

理事長の暴走を阻止する方法 職務執行の仮処分

理事長,理事らが,管理費を,管理規約に定められた使用目的外のことのために支出するなどしている場合,以後これらの行為をやめさせるためには,どのようにすればよいのでしょうか。 一つの方法としては,理事長,理事らを解任する請求を裁判所にすることが…

管理者の解任請求が認められた事例 裁判例 理事長の解任請求も併せて。

管理者が解任された事例を紹介します。 その前に,若干の用語の説明です。 「管理者」というのは,何でしょうか。 区分所有法上の概念です。 26条で権限が認められており,共用部分・敷地等を保存し,集会決議を実行し,規約で定めた行為をする権利を有し…

工事をするための決議 普通決議か特別決議か② 管理規約

工事をするための決議について,普通決議か特別決議か,について,管理規約からみてみます。 まず,標準管理規約では,47条3項をみてみましょう。 「3項 次の各号に掲げる事項に関する総会の議事は,前項にかかわらず,組合員の総数の4分の3以上及び議…

工事をするための決議 普通決議か特別決議か① 裁判例

例えば,水道管工事をする際,管理組合総会の決議をとることにしたとします。 特に,水道管工事ともなれば,多額の費用がかかる場合があります。 そのような場合,総会の決議は,普通決議によるべきでしょうか,特別決議によるべきでしょうか。 「水槽取替工…

不要な修繕工事? それを理由に理事の解任請求できる基準 裁判例

修繕工事を巡る,組合内のもめ事は数多くあります。 中には,不要な修繕工事を行ったことを理由に,理事長らを解任請求をする事例も見受けられます。 不要な工事かどうかの判断はどのようにすればよいでしょうか。 東京地裁平成16年12月24日判決で,参…

書類の閲覧請求 閲覧請求を拒否できる? 裁判例

情報開示に関する話題です。 通常管理規約では,情報の開示に関する規定があります。 組合員等が管理組合(理事長)が保管する書類を閲覧することができます。 標準管理規約であれば,どのように規定されているでしょうか。 ・総会の議事録であれば,49条…

プライバシーへの配慮 招集通知に記載する場合

管理組合運営とプライバシーの話題です。 昨今,個人情報保護法の存在により,個人情報を開示することで,プライバシー侵害があるのではないか,という関心が高まっています。 プライバシー侵害であると訴えられるリスクを回避すべきなのは,いうまでもあり…

マンション管理費の滞納の原因は?環境を見直す必要も。

マンション管理費の滞納問題の原因は何でしょうか。 もちろん,管理費を支払うべき組合員が,支払わなかった,ということにつきます。 ただ,その原因を助長する環境,それも無視することはできないのではないでしょうか。 環境,それは,つまり,管理組合の…

総会決議・理事会決議が必要な法的措置 法的措置で滞納管理費を回収する準備

滞納管理費を回収するために法的措置をとる場合,総会決議・理事会決議を要する場合があります。 もし,その決議を欠いた場合,どうなるのでしょうか。 たいていの場合,裁判所から指摘されます。「要件を欠いているのではないですか。」 そうすると,補正を…

管理組合総会運営と弁護士の活用

当事務所の弁護士も,マンション管理組合に依頼され,管理組合総会・理事会に出席することがあります。 そこで,今回は,管理組合総会と弁護士の活用についての話題です。 管理組合運営に当たり,管理会社を含め,士業,コンサルタントなど専門家の助言が不…

マンションで起こる様々な問題のご相談も承っております。
お気軽にご連絡下さい。(営業・宣伝はお断りしております。)

【弁護士加藤の無料相談サイト】こちらをクリック

メール:こちらをクリック 電話:03-6661-0993

にほんブログ村 住まいブログ マンション管理へ
にほんブログ村
にほんブログ村 住まいブログ マンション管理・経営支援(業者)へ
にほんブログ村

マンション管理 ブログランキングへ